結婚相談 医者を楽しむ
高齢者施設では全員にワクチンを接種するようにすればいいと思いますが、どうでしょう。
K最近の高齢者施設の医師はワクチンの効果をよくご存知です。
経験的におわかりの方が増えてきたのではないかと思います。
ワクチンを確保し、接種する方法は通常の流行の場合には別です。
海外では治療の場合、だいたいの予測では5日分で5000円かかります。
オセルタミビルの場合は1日1回でいいかもしれませんが、それでも、10日で5000円、1ヶ月で1万5000円です。
K予防内服に効くとばかり言っていると、副作用のマイナスの面、それから医療経費の面でも、どこが負担するかは別として、非常にロスが出ます。
実際に患者さんを治療する医師、高齢者施設にかかわる医師たちが、ここのところをきちんと理解していただかないと困ります。
ただ、高齢者へワクチンを接種する際には、インフォームドコンセントの問題があります。
ワクチン接種について理解ができない高齢者に対してどのように説明するか。
それに、経費的な問題もあります。
M野:どれぐらいかかるのですか。
K実費は1000円ぐらいです。
Aソ連、Aホンコンが流行る限りは1回接種でよく、一瓶(1ミリリットル)2000円で2人接種できますから、原価です。
K病院に行って一般の人が接種を受ける場合は4、5000円かかります。
2回接種すると普通は8000円から1万円かかるので、これはちょっと高いですね。
K私は、高齢者で接種を望む人には全員、無料で接種できるようにしてはどうかと厚生省に要求したのです。
接種を望むのは3000万人の高齢者のうち300〜500万人ではないかと思います。
そうするとワクチンメーカーも毎年決まった量だけ生産で日本の高齢者はお金持ちだと言われますが、とんでもありません。
医療に自分でお金を出すというムードがないし、何度いってもワクチン接種を受けない。
また、施設に入所している人はお金をもっていない人も多い。
ワクチン接種が必要な人にお金を出せというのが無理で、毎年それで悩むのです。
しかし残念ながら、無料というのはできないそうです。
厚生省がどんなに頑張ってくれても、大蔵省に話をもっていってもだめでした。
ですから、せめて自治体が補助して少ない自己負担で済むようになってほしいと思います。
大きな視野でみれば、接種人数が増えて、ワクチンが普及すれば、医療費も軽減していくという節減効果があります。
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